遊月薄荷堂

プレイ人数:1人
サイクル数:4サイクル
シナリオタイプ:???
ワールドセッティング:本当は怖い現代日本
山札:4枚
基本ルールブック以外の使用:任意(あらかじめGMが指定)
備考:展開次第ではクライマックスフェイズの戦闘が発生しない。
NPC:祓戸学(はらえど・まなぶ)
【概要】
年上の友人。
悩み多き貴方に寄り添ってくれる優しい人物ではあったが、貴方の前で煙草を愛飲する姿は、大人と子供の境界線を意図的に作り出しているようでもあり、貴方の話は聞いてくれても、彼自身の話はしてくれなかった。
共に過ごした時間は短くないはずなのに、貴方は彼のことを殆ど何も知らない。
自然死としか言いようのない、まるで眠るように死んでいたところを発見されたそうだが、原因は不明。
医者の目から見ても、病気を患っていた形跡はなかったそうだ。
もしも彼が生前何かを隠していたのだとしたら、それは最早部屋の中にしか残されていないだろう。

PC1(推奨:中学生~高校生。年齢の上限は20歳) 貴方は悩み多き、どこにでもいる子供である。
しかしほぼ唯一の友人だった『祓戸学(はらえど・まなぶ)』の訃報を聞きつけ、合鍵を使って部屋に侵入した。
家主を失い、煙草の匂いの消えかけた部屋の中、貴方は彼の面影を求めてテーブルの上の煙草に火をつけた。
その瞬間、目の前には見知らぬ少女が現れ、あろうことか話しかけてきた。
常識的な考えを投げ捨てれば、煙草がきっかけのように思えるが……彼が同じ銘柄の煙草を吸い続けていたことと、何か関係があるのだろうか?
だとしたら、貴方が知らない彼のことを、彼女は知っているのかもしれない。
貴方の【使命】は彼のことをもっとよく知ることである。