遊月薄荷堂

プレイ人数:4人
サイクル数:4サイクル
シナリオタイプ:特殊型
ワールドセッティング:暗黒のヴィクトリア(寄宿学校の闇)
山札:16枚
基本ルールブック以外の使用:任意(ワールドセッティングに準ずること)
備考:人によって好みの別れる要素が含まれたシナリオです。
   必ず基本ルルブP262のワールドセッティング解説と、PCハンドアウトの内容を確認した上でご参加ください。

PC1(推奨職業:学生) 貴方は最近あることで頭を悩ませている。
学年末試験で一定の成績を収めなければ落第してしまうというのに、友人のPC2に危機感がなさすぎるのだ。
以前の成績からして、真面目に勉強すれば上位の成績を取ることも可能だろうに……。
PC2の特殊な趣味については今更追求しないが、せめてやるべきことはきちんとしてからにして欲しい。
貴方の【使命】はPC2に試験勉強をさせることである。
PC2(推奨職業:学生) 貴方は友人二人に試験勉強をするよう勧められ、二人だけでなく他の生徒も呼んで勉強会がしたいと提案した。
今まであまり交流のない生徒同士を引き合わせることで、いつもは聞けない話を聞けたり、あるいは新たな恋の芽生えに立ち会えるかもしれない――貴方は他人の色恋沙汰に強い興味関心を持っており、寄宿学校に密かにあるとされる暗黙の了解も、貴方の関心の内なのだ。
貴方の【使命】は他人の恋の成就を見届けることである。
PC3(推奨職業:学生) 貴方は非常に成績優秀な生徒だ。
同級生に勉強を教わる必要もないため勉強会には乗り気ではなかったが、PC2の惨状を切々と訴えられたことで渋々了承した。
紳士たるもの、困っている人には手を差し伸べるものだと自分に言い聞かせながら。
貴方の【使命】は皆の試験勉強を手伝うことである。
PC4(推奨職業:学生) 貴方は周りと比べると少しだけ大人びて見える、社交的で友達も多い生徒だ。
今回勉強会に誘われ了承した貴方だったが、今まで試験勉強をこつこつこなしていた貴方にとっては、正直参加する意義はあまりない。
しかし勉強会の舞台になるであろう図書室には、今幽霊の噂が持ち上がっている。
貴方は皆の試験勉強に付き合いつつも、自分の好奇心を優先するつもりだ。
貴方の【使命】は噂の真偽を確かめることである。